あぁ・・・。ついに韓国市民の大多数は未だに大反対しているというのに、米国産牛肉の輸入が再開されることになってしまいました。
韓国:米国産牛肉輸入を再開 反対派反発、消費ゼロ運動へ
(毎日新聞 2008年6月26日 11時25分)
この李明博政権の独善的な強硬措置に対する市民の反発はもちろんあるわけで、昨晩から今朝にかけても各地で反対運動が行われました。あ、今現在も、進行形で行われています。
それにしても、この毎日新聞の記事によると、反対集会の参加人数が「警察推計で約5000人」とありますが、デモ隊の鎮圧に動員された警察官の人数が「警察推計で約5000人」なんじゃないかとか思えるこの強硬ぶり。
ま、大阪で例えるなら、御堂筋の難波から本町にかけて人・人・人でぎっしりうまるくらいの人数が参加した6月10日のデモも、参加者はわずか「8万人」と発表してしまうような韓国警察の推計なんて、はなからアテになんてしませんけどね。けっ。
先月末から今月上旬にかけての強圧的な戦闘警察の鎮圧がネット上などで大いに批判され、国民の怒りの炎に油を注いでしまった反省(?)からか、なりを潜めていた水大砲も再登場し、昨晩は120人以上(ニュース元によっては130人以上)の連行者を出しました。
そんななか、なんと小学生の男の子が連行されかかったりとかもあった模様です。結局は戦闘警察のバスに乗せられたところで年齢を聞かれて、その場で釈放されたようですが・・・、っつーか、年を聞く以前に警察も見りゃわかるだろっ!どう見たって、明らかに子供だっ!
こちらのYTNのニュース映像に、その逮捕されかかった小学生の男の子のインタビューもあります。それではどうぞ。
小学生、国会議員も一時連行
[キャスター]
警察が昨日午後から本日早朝まで続いたロウソク集会に対する強制解散措置をとる過程で、参加者たち120人以上を連行しました。小学生や民主労働党所属の国会議員も一時連行され、その後、釈放されました。クォン・ミンソク記者がお伝えします。
[レポーター]
青瓦台へ向かおうとしたロウソク集会参加者たちと警察との間で、衝突が起きました。警察が散水車などを使って強制解散措置に出たことから、状況はさらに険悪になりました。警察との争いに積極的に加担したり、解散命令に応じない集会参加者たちが、あちこちで連行されました。
先だって昨日午後、集会に参加していたある小学生が警察に捕まり、戦闘警察バスに乗せられた後に未成年者であることが確認され、釈放されました。
[インタビュー:チョン某くん、小学校6年生]
「年を聞かれたんです。警察のおじさんが年を聞いてきて、12才だって答えたら降りろって言われたから出てきたんです・・・」
デモ隊の連行に抗議していた民主労働党のイ・ジョンヒ議員も警察署まで連行され、釈放されました。警察が昨日の午後、紫霞門(ソウル市鍾路区淸雲洞にある門)付近で座り込みをしていたデモ隊を解散させる過程で、強制解散を妨害したデモ参加者など47人を連行しました。昨日の午後から今日の早朝までの間にロウソク集会参加者のうち120人以上が警察に連行され、取調べを受けています。
YTN、クォン・ミンソクでした