あんにょ~ん。
せへぼんまにぱどぅせよ~。
あっけましておめでとうございます。
あれ?
もう日常モードになってる日本の皆様にはヘン?
でも、ようやく論文を提出したハムニダにとって、今が正月なのです。
あぁ、クリスマス(ちなみにツレアイの誕生日は12月24日)も年末も正月もなく、
ひたすら本と論文とパソコン画面にへばりついていたあの日々。
上を向いて歩いちゃったさ。
涙がこぼれないようにね。
ところで韓国の正月は旧正月で祝うのは前にも書きましたが、
今年は2月10日でございます。
いまソウルは師走のにぎわいなのです。
韓国のおばちゃんたちは正月の準備に頭を悩ませているのです。
そんなソウルから、ひさびさに小ネタ集をおとどけします。
■ おめでとうっ! ■
去年から韓国で放送されている『ユリファ』というドラマに、なんと
黒田福美さんが出演してらっしゃいます。
主人公(男のほう)の母親役で。
その主人公は韓国人の父親と日本人の母親をもつのであった。
黒田福美さんて、チョナンカンが出てくる以前から韓国通タレントとして
活躍してらっしゃったけど、本業は女優さんだったんですよね。
(最近はNHKの朝ドラにも出てるのに失礼?)
韓国語も西江大学の語学堂でちゃんと学ばれたとか。
黒田さんの韓国語やいかに?と思ったが、私が見た約10分のあいだ、
彼女のセリフは日本語のみだった。
黒田さんがほぼ一方的に日本語で話し、主人公は
「ハイ、オカーサマ」「ハイ」「ドージョ」という程度。
それにしても、今までは韓国ドラマに出てくる“なんちゃって日本人”を演じる
韓国人俳優の舌足らずな日本語やへんてこりんなセリフを笑ってたが、
ついに日本人役を日本人が演じるようになったのね。
感慨深いわ~。
(でもその後、このドラマを見てないのでどうゆう話なのかは知らない…)
■ なんちゃって日本人(役)とは? ■
日本人の役を日本人が演じている!と、思ったら、
それはまだごくごく一部でした。
まだまだあるよ~ん。
“なんちゃって日本人(役)”
バスローブのような着物を着てたり、
マリー・アントワネットのような髪の結いかただったり。
私は基本的にドラマは見ない
(その時間にテレビを見るのが面倒クサイから)が、
昨日、たまたま笑っちゃうシーンを目撃。
時は16世紀の時代劇。
おもしろくな~い、と思ってチャンネルを変えようとすると、
何やら日本らしいところに舞台が変わる。
ははぁ~ん。
豊臣秀吉の朝鮮出兵(韓国語では「壬辰倭乱」)ね。
これは日帝の末裔としては正座して見なければ。
なんだかヘンテコな鎧を身につけた武士がわらわらいるが、
衣装はまぁ、今回はカンベンしてやろう。
→ そこに将軍(秀吉?)らしき人物が現れる。
→ → それまでバラバラだった武士たちが整列する。
→ → → リーダー格の武士が緊張した面持ちで号令をかける。
↓
『キョぅーチュケーッ』『レイッ』
御満悦の表情の秀吉(?)さま。
隣で微笑む十二単を着た若い女性は淀君(???)。
テレビの前で一人ズッコけるわたくし。
誰かツッコんでくれ。
「学級委員長かいっ!」
■ 時代も変わった? ■
いや~、今さらながら、ヨン様の人気はすごいですね~。
ミョンドンあたりは日本人観光客でごったがえしております。
最近、春川(チュンチョン)に行った人が
「日本人がめちゃくちゃたくさんいた」と言っておりました。
いや~、なんですなぁ~。
何年も前から韓国ヲタクをしていた者としては、
まるでインディーズのころから好きだったロックバンドが
メジャーデビューしてドラマの主題歌で大ヒットしたような、
そんな感じといえばいいんでしょうか。
今までは韓国映画『シュリ』が流行ろうが、
BoAの音楽がヒットしようが、
それは若者の間だけでの流行だったのに。
仕事関係で韓国に来るのはおっちゃんばかりだったのに。
それなのに、“あの”世代の女性が韓国にハマるなんて。
思いもしませんでしたわ。
あぁ、だって、私が韓国に来る前、
広島市の某区役所に転出届けを出したとき、
転出先の住所を「大韓民國 Seoul特別市…」と書いたら
窓口のおばちゃんから
「これは中国のどこですか?」(←真顔)
って言われましたから。