2004年09月30日
あんにょ~ん。
今週の月曜から3日間は韓国の旧盆です。
だから、この週末からは民族大移動でしたわ。
そいでソウルには人がいなくなっちゃいました。
まぁ、連休最終日の今日、わらわらと戻って来ているんですが。
しかし民族大移動とは言っても、外国人には関係ないんですわ。
韓国人はみんな田舎に行っちゃったんでソウルはガラーン。
しかも、学校もバイトも休みなんですることナシ。
で、ヒマなんで、家でケーキなんか焼いてみちゃいましたわ。
こう見えても(?)ハムニダの隠れた趣味は“お菓子作り”なのです。
と言っても、ハムニダの家にはオーブンはおろか、電子レンジ、
オーブン・トースターすらありません。
んで考えついたのが『鍋で焼く』という必殺技ですわ。
以前、こーの編集長が小話で『炊飯器でケーキを焼いた』話を
書かれていましたよね。
それを読んで「ほほーう」と思ったものの、実はハムニダ、
炊飯器すらも持っていないのでした。
んじゃ、どうやって日々のご飯を炊いているかというと、
『ごくフツーの鍋でご飯を炊いて』いるんです。
毎日が飯盒炊さん気分でね。♪
『ごくフツーの鍋でご飯が炊ける』んなら、『ケーキも焼ける』
かなーっと思って、ついついチャレンジしちゃいました。
しかも、このお鍋、巨大プリンも作れる働き者なのです。
以前はマグカップでプリンを作っていたんですが、面倒くさくなり、
フト目に付いたのが、この直径約20センチのお鍋。
プリン液をだくだくと注ぎ、『蒸す』というよりは『湯煎』でグラグラ。
でもグラグラさせるのは2,3分で、あとは湯の余熱でほっとく。
湯が冷めたころには、鍋プリンが完成してるんです。
ツレアイはこの鍋プリンにもう夢中。♪
食事が終われば冷蔵庫から鍋プリンをさりげに出してきて、
スプーンですくって好きなだけ食べています。♪
プリン液の配合は、
卵が3つか4つ
牛乳が1リットル
(でもツレアイがもっと大量にダバダバ入れる場合があります)
砂糖はツレアイいわく
ひとつ、ふたつ、よっつ、ごっつ…だ、そうです。
よーするに、テキトーです。
甘さ控えめのミルクセーキみたいな感じです。
カラメル・ソースも砂糖焦がしてテキトーに作ります。
ゼータクに卵黄だけを使ったり、
生クリームやバニラビーンズのような高価な材料は一切使いません。
それでも十分にウマイんです。お試しあれ。
そんな働き者のお鍋なら、きっとケーキも焼けるよなーっと、
やっちゃいましてねぇ。
しかも、子供のころ見たアニメの「南の島のフローネ」で
フローネのお母さんがケーキを焼くシーンがあったような…。
南の島でケーキが焼けるなら、韓国の鍋で焼けないハズはない。
だどもケーキ生地の配合は、これまたテキトーですわ。
確か、お菓子の材料は正確に軽量しなければならないとかって、
どっかの本に書いてあったような気がするが…。
まぁ、一般的なスポンジケーキの手順を想像しといてください。
しかし~、広島の実家にはハンド・ミキサーがあるんだけど、
フツーの泡だて器で卵を泡立てるのもシンドイねぇ。
でも台所でカシャカシャやってたら、ツレアイが部屋から出てきて
「ナニシテルノ?」→「ムズカシ?」→「テツダウ」
と言って、やってくれました。
ケーキ作りに便利なのは、ハンド・ミキサー、あるいは
何にでもチョッカイ出したがる男、でしょうか。
さあ、ケーキを焼きます。
できるだけ弱火に。フタはあけない。
焼き時間は、火をつけてからお米が炊けるまでの時間の
約25分としときましょう。
で、25分経過。
箸を刺してみたが、中がまだ生っぽい。
さらに5分。
ちょっと焦げたニオイがするが、いい感じ。
ひっくり返して、ぱかっ。じゃ~ん。
底が少し焦げたが、ちゃんとケーキになってる~。
ちょこっと味見。
う…、ウマイ!私ってひょっとして天才?
ケーキが冷めてから
生クリームを(ナイフがないから)スプーンと包丁でぬり、
キウイ・フルーツを飾ると、あれま、
売りモンにできそうな(大ウソです)ケーキの完成です。
いや~、お鍋でケーキが焼けるんですねぇ~。
スゴイ発見ですなぁ~。見事ですなぁ~。
しかし…、こんなコトやってるから連休が終わっちゃいました。
これから論文書きま~す。
薫