あんにょ~ん。
昨日、無事に韓国にもどりました。
帰省ラッシュとか、旅行客とかで、空港は人が多かったよ。
彼氏に買ってやった甚平は大好評。
でも、日本のフォーマルな伝統衣装なんだと勘違いしてる。
これ着て、広島の両親に挨拶に行ってもいい?だと。
私は良いけども…。
そいで、
>「タマゴチム」って、韓国ではメジャーなの?
※こーの注:とあるメーリングリストで五日市のとある店で「タマゴチム」なるものを食べた、という話題がでていたので、ちょっと聞いてみたくなったのです。
うん。メジャーなメニューよ。
韓国語では「ケーランチム」。
そう。卵は韓国語で「ケーラン(鶏卵)」なのよ。
日本語と同じなんで、笑っちゃうよね。
で、「チム」は、動詞・チダ(蒸す)を名詞・チム(蒸し)に
変格させたものです。
ここではカタカナで「チム」と書いてはおりますが、厳密に言うと、
日本語的発音で平た~く言うのではないのです。
正しくは口をめいいっぱい「イーっだ」の形に横に広げ、
ツバがぺっと飛んでいきそうな勢いで「っち」と発音したところに、
口を真一文字に結んで鼻から抜けるように「む」と発します。
日本語式で普通に「む」と言ったら、母音がついて「MU」に
なりますが、この「チム」の「ム」は子音の「M」だけなんです。
これができないと、いつまでたっても日本人だって
バレバレ韓国語のままです。
(それは誰のことだ?)
じゃ、みなさん、発音してみましょう。さんはい。
「っち(ツバぺっ)M」。
はい。よくできました。
でも、定食というより、飲み屋のメニューなんだわ。
数人のグループでガグワーっと酒飲んで、
(韓国には一人でカッコつけて飲むという習慣がない)
みんなでヘロヘロに酔っぱらったところで、
(韓国人は適度に酔うというコトをしない)
グツグツ煮立った「ケーランチム」に、
(石焼きビビンパの石鍋に入ってヤツは出てくる)
各自のスプーンを直接つっこんで、
(取り皿なんて気取ったモンはありませんゼ)
舌をヤケドしながら食べる。
と、いうのが定番です。
なんて野趣あふれるワイルドなメニューでしょう。
もしかして、五日市のとは、似て非なるシロモノなのかも。
ま、食はその土地土地で、それぞれの進化をとげるモンだし。
(カレーとか、スシとか、お好み焼きとか…)
それでは。
明日から、2日間、韓国の田舎に小旅行してきます。
薫