あんにょ~ん。
昨日、7月7日は韓国全土に衝撃の(?)データがニュースで流れました。
そのデータとは…
『青少年の17%は性経験がある!』じゃじゃーん。
であった。
(注1、日本語的には‘性体験’だけど、韓国語では‘性経験’。
漢字語なので直訳。以下、可能な限り直訳。)
まだ性に対して否定的な韓国で、この割合は高いと見るのか、低いと見るのか
知らんけど、各局のニュースでやってたし、今日の新聞も各紙に載ってたから
大きなニュースなのかも???
でも~、日本のこーゆーデータを見たときも思うケド、多感な時期にそんな
コト聞かれて、正直に答える青少年がどれだけいるんだ?
ま、私はそんな質問を受けたことなかったケドね。
さらに、その記事を読んで、私は別の意味で驚いた。
その質問の対象者は小学生から高校生までの2370名。
この年代って、1年の差がめちゃくちゃ大きいのに、年齢の幅が広すぎ!
なのに、‘青少年’で一まとめにするって、何とおおざっぱ。
しかも、小学生の中には‘性経験’の意味がわからん子いるんじゃないか?
いや、韓国のことだから、中高生になってもコウノトリとかキャベツとかって
思ってる子がいるかも?
(注2、そーいや、私がその意味を知ったのは小5の時だったなー。
で、6年の修学旅行の時、その意味を知らん子に無理矢理、教えたなー。
子供って残酷。)
この調査でも無垢な小学生に、イケナイおじさんたちが鼻息荒げながら
「い、いやっ、こっ…、これは大事な調査だからねっ。」
とか言いながらアンケートとったんかなぁ?
などと、勝手に想像してしまった。
ところで、こんなに年齢がバラバラなのに、性別や年代別は不明。
しかし、見出しだけ見たら
「小学生でも性経験あるの!?」と誤解せずにはいられない。
この調査は、ソウル地裁で開催された青少年相談セミナーで行われたらしい。
しかも、非行少年(原文ママ。よーするに警察や裁判所のお世話になった子たち
だろうね)も含んだ人数らしい。
一般的ではないと思われる層(まー、いわゆる世間の物差しからは、ちょっと
ハジケ出ちゃった子たち)を対象にしたアンケート結果を好奇の目にさらして、
どないせーっちゅうねん。
さらに、質問事項は
「愛があれば性関係は可能か?」とか、
「性関係を持った時期は?」とか、
「性関係の場所は?」とか、
「性関係を持つ理由は?」とか、
ほっといたれよ!と思わずにはいられない設問が続く。
これは、ある種の罰なんだろうか?
非行少年たちとはいえ、ちと可哀相…。
そして、最後の設問は
「淫乱物に接した経験はあるか?」ちう質問で、65%がYES。
‘淫乱物’って………。
ま、ポルノのことなんでしょうケド。
(注3、韓国のポルノは規制が厳っし~いので、何も見えない、何もしてない、
何も感じない、の三無主義です。)
この記事は、『淫乱物に接することで、性に対する歪曲された認識を植え付ける
憂慮が高まる。』と締めくくられていた。
そんなコト、いちいち憂慮するヒマがあったら、青少年の好奇心に応えられる、
かつ、歪曲されとらん性教育をしてみぃ~!と、心の中で叫ぶのであった。
ま、日本もそうなんだけどね。
薫