2002年12月27日
あんにょ~ん。
2002年ももうすぐ終わりますなぁ。
でも、韓国の正月は旧暦で祝うので、師走独特のあわただしさというのはこっちにはまだないみたい。
さて、韓国の人口の3分の1はクリスチャンと言われており、街中には教会ががんがん建っています。
夜になると、屋根の十字架が赤くペカペカと光っております。
勧誘活動もおサカンのようで、私も一人で街を歩いていると、
「日曜日の礼拝に参加してみませんか?」というストレートなものから、
「外国人宣教師と一緒に、英会話を勉強してみませんか?」というカラメ手系の勧誘などをよく受けてしまいます。
そんな時はすかさず、
「ワタシ、ガイコクジンデース。カンコッゴワカリマセーン。」
と外人口調になって逃げるしかないって。
まぁ、ほとんどのクリスチャンのみなさんは、まじめにやってるんだろうけどね。
私の頭の中で、
韓国のキリスト教 → 統一○会! → ツボ・珍味の押し売り? → 純潔キャンディー??→ 合同結婚式??? → 駅前で「手相の勉強中なんですけど…」
という図式がめぐりめぐってしまうのでした。
ま、こんな韓国だから、さぞかしオゴソカなクリスマスなのでは?と思っていたけど、案外、日本のクリスマスと似てたりして。
明洞(みょんどん)という繁華街に行くと、若いカップルと女の子同士のグループでごったがえしておりました。
あれ?………あぶれた男どもはどこへ?
聞くところによると、最近、韓国では、クリスマスやバレンタインなどの恋人たちのイベントの日が近づくと、インターネット上に
『お祝い(呪いじゃないの?)の言葉』として、
やれ‘クリスマスにはマイナス30度になってすべてが凍り付いてしまえ’だの、
やれ‘雪が3メートル積もって家から一歩も出られないようになってしまえ’だのの言葉があふれるらしい。
いやぁ~。くやしいのはわかるけど、そうゆうのはやめようよ。
商業主義に染められてるとはいえ、お祭りなんだからさぁ。
さて、私はイヴはうかれて彼氏とその明洞のKFC(ケンタッキー)に入ってチキンを一緒に食べたのでした。
彼氏はフライドチキンが大好物なんだけど、私が太るからとダメ出ししてたんよ。
イヴだけ解禁ということで。
で、韓国のファーストフードはコーラが何杯でもお代わりができるんよ。
じゃけぇって、私が空になった紙コップもってカウンターに行ったら、
「お代わりはダメです。」って言われた。
(あとで韓国の友達に聞いたら、最近KFCではお代わり禁止になったらしい)
憮然としてテーブルにもどって、彼氏に説明したら、
「それはおかしい。代わりにワシが行ってくる」と、同じくカウンターにコップを持って行ったのでした。
そしたら、無事にコーラのお代わりを持って、もどって来たじゃぁござんせんか。
しかも「英語でまくしたてたらフツーにくれた。」だとぉ?
そりゃぁ、英語でわけのわからん外人がゴチャゴチャ言ってきたらヤヤコシイのはわかるけど、これって差別じゃん。
しかも、コイツ、韓国語できないフリしてるだけですぜ。
ワシも今度から外人のフリしてやるぅーって、誓うものの、韓国人と日本人って、ぱっと見ためは同じなのでした。
ちゃんちゃん。