2002年11月11日
あんにょ~ん。
この週末は、ラマダンに入って初めての週末どした。
まぁ、昼はやっぱり別行動だたんだけど、夕ご飯は一緒に食べたのさ。
彼氏の好きな『ツナカレー』を作って、待つ事5分。
と言うのは、日没の時間と同時に食べはじめなければならないのだ。
日没時間に遅れて食べはじめてもダメなんだとか。
カレーができあがったのは、5時25分。
日没時間は、『彼氏いわく』5時30分。
その5分間、私はおあずけをくらった犬のように待ったのさ。
いや、私は先に食べてもよかったんだけど、やっぱりホレ、断食してるモンの前で食べるのも悪いと思って。
私の作ったツナカレーは、隠し味に味噌を入れ、日本から持ってきたカレールウを使って作った、純日本風(?)のカレーであった。
(*注!韓国にもカレーはあるけど、日本のカレーとは似ても似つかない『真っ黄色』のカレー。このカレーが自分の国のカレーより美味しいという外国人に、私は今まで会ったことがない。)
ふたりで
「おいしいねー。」
って言いながら食べおわり、日本茶を飲みながらくつろいでいた。
ふと、彼氏の荷物を見ると、時刻表があった。
イテウォンという外国人街にあるモスク(イスラム教会)でもらった、ラマダンの日程と、お祈りの時間帯を書いてある一覧表だった。
日々刻々と日の出や日没時間は、ずれていくから、夜が長くなるから、それにしたがってお祈りや食事の時間は変わっていくのでした。
それによると、11月10日(日)の日没時間は5時26分………。
えっ!?あの、『おあずけ』をくらっていた時間は何だったの?
それより、日没と同時に食べはじめなければいけないんじゃないのん?
時間は、毎日ちゃんとチェックしなきゃダメダメじゃん。
という、またまた『おきて破り』なモスリムなのでした。
薫