やっぱりアジア大会
2002年10月10日
「ウリナラ(我が国=韓国)が勝つとうれしいものですが、日本に勝つと、ますます気分が良いものですね。」
と、アナウンサーが笑顔で言ってます。韓国。
やっと、もりあがってきました。アジア大会。
と言っても、シドニー五輪のときの日本くらいのもりあがりか?
あのW杯に比べたら、全然もりあがってません。
しかも、もうすぐ終わっちゃうし。
こっちのマスコミは、やはり日本を意識した報道をしています。
私個人的には、ナショナリズム的な感慨を持っていないのだけれども、そーゆー言われかたをすると、ちょっとムカっとしてみたりして。
金メダルの数が日本を追い越した時なんか、「もう、これからはウリナラの時代だ。」と言わんばかり。
あのぉ、てっぺんに中国がいるんですけど………。
マイ・フェイバリットの野球は、巨人の独走状態が始まった時点で、私の中で「今年の野球」は終わっていた。
だから、韓国や台湾の「ドリームチーム」に、日本の「アマチュア+プロ2軍」が負けたって、ぴんと来んかったんよ。
国内のプロリーグを休んでまで、全力でやってる韓国が、ちょっとうらやましくはあったけど。
でも、昨日の男子アーチェリー個人を家でたまたま見てて、一人でもりあがってしまった。
準決勝で、韓国選手(15歳)と日本選手(40歳)が対決したのよ。
あ、この年齢は韓国の年の数えかたが数え年だから、実際はマイナス1歳くらい。
もう、テレビの解説はもちろん韓国びいき、会場の雰囲気もそんな感じがひしひしと伝わってきてた。
でも、日本の40歳は、第一回目、ど真ん中にズバリ。10点。
その後も、あまり外れることもなく、安定感のあるパフォーマンスをしていた。
くぅ~。かっこい~。
対する韓国の15歳は、一時逆転もしたけど、最後の方で乱れて2点差で惜敗。
「またかかってきな。坊主。」
と、私はテレビに向かってつぶやいたのであった。
さて、今日はこれから注目の、男子サッカー準決勝がある。
韓国対イラン。
やっぱり国内のリーグは休んでドリームチーム編成の韓国と、前回のアジア大会で優勝のイラン。
「事実上の決勝戦」などと、こちらのマスコミが言っております。
いや~ん。日本対タイの試合もあるのにぃ。
ちっとも注目されてない。
でも、やっぱりカーン様のいないサッカーはつまらないわ。
はよぉ、トヨタカップ始まらんかいな。
注目されていない種目といえば、「カバディ」。
韓国唯一の不参加種目のため、ちっとも報道されてません。
新聞にも載ってない。
インターネットで見た結果は、インド金、バングラディッシュ銀、パキスタン銅と、発祥の地(バングラディッシュもパキスタンも独立前はインド)でメダルを分け合っとる。
彼氏にこの結果を伝えると、悔しがっていた。
なんでパキスタンが金じゃないんじゃぁ~って。
パキスタンには、各地にカバディのクラブチームがあるんだって。
「カバディ、カバディ、カバディ…」って、ちょっとおマヌケな感じだけど、格闘技の一種、「男のスポーツ」らしい。へぇ~。
あと、なんと、4位が日本だった。
これは、将来、メダルがねらえるか?
ほいじゃぁ、まぁ。
家に帰って、サッカーみます。
薫