日本でも報道されているとおり、「軍隊は国民を守らない」という事実を知らしめるような事態が、今のミャンマー軍事独裁政権下で行われています。
これに対する抗議がネット上で行われています。賛同される方は以下のページで名前、メールアドレス、国、郵便番号を記入してください。9月28日の17時現在、16万人以上の人が署名しています。
Stand with the Burmese Protesters(英語)
버마 시위대를 도웁시다!(韓国語)
ミャンマーのデモ隊をサポートしましょう(日本語)
(日本語ページが追加されています。コメント欄で黒天使さんに教えていただきました。どうもありがとうございます。)
こちらは韓国の報道チャンネルYTNで放送されたミャンマーに関するニュースです。こちらの写真を見ても分かるとおり、日本人ジャーナリストの長井健司さんは「流れ弾にあたった」という状況では決してなかったことがわかります。軍隊は明らかに市民に銃口を向けているのです。
動画はリンク先の

をクリックしてご覧ください。
ミャンマー、流血の衝突拡散 - 9人死亡
[キャスター]

ミャンマー軍事政府が反政府デモに向かって本格的に武力鎮圧を行い、流血の惨劇が展開されています。
ミャンマー政府は、デモ鎮圧作戦が実施された後、日本人記者など計9人が死亡したと発表しました。
カン・ソンオク記者が報道します。
[レポーター]
ロイター通信がミャンマーの旧首都ヤンゴンで撮影した写真です。警棒や銃器で武装した軍人にデモ隊が追いやられる様子が映し出され、道路上には一人の男性が倒れています。
日本の「APF通信社」所属のジャーナリスト、長井健司さんがミャンマー軍に銃撃されて倒れているものです。デモ現場を見守り、歴史を記録していた長井さんは、その後ついに亡くなってしまいました。
[録取:山路徹APF通信社代表]
「11時過ぎに、外務省から遺体を撮影した写真3枚がEメールで届きました」
ミャンマー軍事政府がデモ隊を武力鎮圧しはじめ、ヤンゴンでは犠牲者が続出しています。
[録取:マーク・カニング駐ミャンマー英国大使]
「都心のホテルで約2時間前に銃撃がありました。大使館の職員はそこにいたのですが、かなり多くの人々が銃で撃たれました」
ミャンマー政府のスポークスマンは鎮圧作戦が実施された後、デモ隊9人が死亡したものの、政府軍も30人以上が負傷したと明らかにしました。軍事政府は民主化運動の指導者など、デモ参加者たちに対する無差別的な検挙作戦に突入しました。民主化運動の象徴であるアウンサン・スー・チー女史が率いる国民民主連盟(NLD)の指導者2人など、今まで300人余りが軍や警察に逮捕されたと伝えられました。
英国ロンドンに本部を置くアムネスティ・インターナショナルは、逮捕された民主運動家たちが拷問など、深刻な暴力の危険にさらされているとの憂慮を表明しました。
YTN、カン・ソンオクでした。