ファシズムの集会に行く
2002年06月16日
日韓共に、決勝進出おめでとうございます。
やれやれ。よかった。
しかし、韓国の盛り上がりかたはには、ちょっとコワイものを感じております。
というのも、日本の若者がいくら盛り上がって、道頓堀に飛込んでケガしようがそれは一部分の人たちという事がわかるけぇ、ニュースで見ててもほのぼのするぐらいじゃけど、韓国の場合,普段はサッカーはおろか、スポーツに全然興味がないような人たちまで熱狂しているけぇコワイ。
試しに応援してる韓国人女性に「オフサイドって何か知ってる?」
という質問をしてみたい。
一般的な韓国の女の子は、恐ろしいほどドン臭く、スポーツのルールをまるで知らない。
もちろん、スポーツエリートの女の子もいるけど、それはあくまで一部分。
普通の子は、泳げなければ自転車にも乗れない。どのスポーツが何人でする競技なのかすら知らない。
そんな子たちまで、今回は一様に熱狂している。
韓国は、いつから全体主義国家になったのか?
韓国全土のスタジアムや野球場、映画館、屋外スクリーンのあるとこ等に集まって、み~んな赤いシャツ着て応援してる。
きっとスパイ衛星かなんかで、空から見たら、共産革命でも起きたのか!?という感じじゃろう。
ある種、北朝鮮のマスゲームよりコワイよ。
今回、私は日本戦は学校内の大型テレビの前で、日本人学生3人と見た。
他に観戦してる韓国人は、3~7人くらいで増えたり減ったり。
要するに、誰も腰を据えて見ていない。
とある男子学生は、森島がゴールを決めた時点で、ため息をつきながら去ってった。
感じわるぅ~。
もう、日本人4人きりで、わーわー言いながら見てたけど。さびしかった。
日韓「共催」ということを忘れてないか?韓国人!
夜の韓国ーポルトガル戦は、授業を終えた彼氏と、大学内にある劇場のようなところで見た。
席の番号から推測するに、400人くらいの収容規模か?立ち見もかなりいたから全体で500人くらいか?
それがみんな赤いものを身につけ、一様に熱狂している。コワイ。
ここは競技場の応援席じゃなくて、スクリーンの前だぞ。
彼氏はイギリスの職場で、ポルトガル人の同僚(ごますり野郎だったらしい)と仲が悪かったらしく、ポルトガル嫌いじゃけぇ、韓国の応援してた。
私も最初は韓国を応援したけど、そのうち判官贔屓の大和魂がゆさぶられてきてポルトガルを応援した。
もちろん,韓国に決勝進出してほしいけど、同じグループのアメリカが、試合開始早々に、ポーランドに2ゴール決められ、韓国の決勝進出はほぼ確定。
対するポルトガルは、これに負ければ予選敗退。世界ランキング5位のプライドずたずた。サッカー後進国アメリカの決勝進出決定という状況。
これじゃぁ、ポルトガルを応援してしまうのが人情っちゅうもんじゃろう。
もう、500人のファシスト相手に1人でポルトガルの応援してたよ。日本語で。
えっ?恐くなかったかって?
いやぁ、みんな自分らの応援に必死で、私の声援なんかかき消されたよ。
試合結果は、野村(元)監督の言葉を借りれば「審判が12番目の選手」と言ってもおかしくない内容。
ポルトガル選手にレッドカードが出されたけど、あれはせいぜいイエロー。
ファウルされた韓国の選手が、おおげさに両手を挙げて倒れたけど、やってる事は、アメリカのスケート選手と同じじゃ。アピールしすぎ。
まぁ、あの応援じゃぁ、審判もホームチームに有利なジャッジをせざるをえんのんじゃろうけど。
もう一人のポルトガル選手にも、2枚目のイエローが出されて退場。
9対11で、どうやって戦えっちゅ~ねん!
ポルトガルはツキにも見放され、敗退。
五木ひろし風ガッツポーズをきめる韓国のヒディング監督と、スーパーマリオみたいなポルトガルの監督のがっくりきた表情とが両極的だった。
家への帰途、狂喜にむせぶ韓国人たちはお祭りさわぎ。
「この国には武士道はないのか!」
と、叫んでしまいました。
しかし、これがラテンのスポーツ、サッカーなんじゃろうねぇ。
薫