(まめ)たぬきさん、コギトエルゴスムさんから教えていただきましたが、アメリカから韓国に輸入再開された牛肉から、今回はナント、発がん性物質でもあるダイオキシンが検出されたそうです。
いったい、アメリカの方々はどんな牛肉を食べていらっしゃるんでしょうか。ヨーロッパに一定期間以上滞在した経験のある人は日本で献血ができないそうですが、アメリカ滞在経験者にも適用した方がいいような気がしてきました。
しかも、下のニュースによると、今回ダイオキシンが検出された牛肉は、すでに骨の破片が見つかっており、それでまたまたまた(骨が見つかったのは3度目)返送処分が決定していたものだったとか。
はあああ~?
今回の牛肉はアメリカ産牛肉の輸入再開が決まってからの第3弾として輸入されたものですよ。その3回が3回とも骨が出てくるって、どうゆうことやねん。しかもその度に牛肉の解体業者は変えられているというのに。
それなのに、韓国政府はFTA交渉をとにかく進めたいらしく、アメリカ側の安全性や管理体制ウンヌンよりも、対処療法でその場しのぎをするのに必死なようです。
それでは、こちら今日の午後に放送されたテレビニュースです。動画はリンク先の

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アメリカ産牛肉の全面輸入中断せず
[キャスター]
農林部はアメリカ産輸入牛肉からダイオキシンが検出されたことによりアメリカ側にこの事実を通報し、明確な原因究明を要求しました。しかし、アメリカ産牛肉の全面輸入中断措置は下さない方針です。では取材記者につなぎます。キム・ジャンハ記者!
[記者]
はい。キム・ジャンハです。
[キャスター]
アメリカ産牛肉からダイオキシンが検出されたというニュースがすでに伝えられましたが、韓国政府のさらなる対策が気になるところです。
[記者]
農林部のイ・サンギル畜産局長はブリーフィングで、アメリカ側にダイオキシン検出原因を明らかにするように要求したと伝えました。これに対してアメリカは韓国政府にダイオキシンの検査方法や手続き、サンプル採取方法などを質疑したとイ局長は明らかにしました。
イ局長は、アメリカ産牛肉の3次輸入分から発がん性物質であるダイオキシンが検出されたものの、全面輸入中断措置はとらないことを明らかにしました。イ局長は、輸入再開の衛生条件に従ってダイオキシンが検出された牛肉の輸出業者に対してのみ、輸出のための船積中断措置をとることになると強調しました。
今回ダイオキシンが検出されたアメリカ産牛肉は、すでに骨の破片が見つかったことで全量返送処分が下されていたため、国内に流通はしていませんでした。しかし、ダイオキシン検出はアメリカ産牛肉の安全に問題があるということを示すもので、アメリカ産牛肉の輸入をめぐる論争が激しくなると見られます。
来月15日にソウルで開かれる米韓FTA6次交渉の場でも、否定的な影響を与えると予測されます。実際、3度も骨の破片が見つかったときも、財政経済部や通商交渉本部は農林部が柔軟な態度を示さなければならないと事実上、圧迫するような雰囲気でした。
キム・ジョンフン米韓FTA首席代表もすべての骨の破片が科学的に危険なのかという疑問の余地があると話したことがあります。ダイオキシンの検出により、米韓FTA交渉を担当している財政経済部や通商交渉本部は、困惑しています。
以上、YTN、キム・ジャンハでした。