衆議院教育基本法特別委員会で自民・公明党による単独採決が強行された11月15日の夜、韓国では「ソン・スンホンの除隊に日本のファン殺到」というニュース映像が流れました。
え~っと、私はいわゆる“韓流”には関心がないのですが、ソン・スンホンというのは韓国男子の義務である約2年間の兵役を忌避をして、それがバレでしまったので2004年に入隊したというタレント(らしい)です。
そりゃあねぇ、芸能人は20代が一番のピークだし、そのピークで2年ものブランクができるというのはタレント生命に関わることでもあるから兵役逃れをしたいというのは理解できますよ。それにソン・スンホンと同じ時期に、多くのプロ野球選手の兵役忌避も明らかになり、あのシーズンは韓国プロ野球がメタメタだったのよね・・・(私にとって芸能人よりも、こっちの方が関心があるのよ)。
だから、ソン・スンホンを非難する気にはまったくなりません
ってか、どーでもいい が、それに押し寄せる日本人ファン、そして日本のマスコミ!他に重要なことがあるだろうが!
もうそれでなくても与党の横暴に怒り爆発だったのに、このニュース映像に出てくる日本のオバサンたちを見て「ふざけんな~!おどれらの子供や孫の教育に直接かかわる法律がいいように変えられようとしとるのに、韓国くんだりまでわざわざやってくるんじゃね~!」とテレビに向かって暴れたくなってしまいました。まったく、その金と時間と労力を他の方面に向けてほしいものです。
ん?ワシもその怒りを別の方向に向けろってか?
動画はリンク先の

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ソン・スンホン、1000人以上のファンの歓声に迎えられて除隊
芸能ニュースです。
2004年11月に入隊したタレントのソン・スンホン氏が2年間の軍務を終え、昨日午前、除隊しました。ソン・スンホン氏は兵役忌避事件について率直な心境も明らかにしました。
突然降ってきた雪のため、江原道華川郡は文字通りの雪国となりました。韓流スター、ソン・スンホン氏が除隊する最前線部隊の前です。急に冷え込んだにもかかわらず、1500人以上のファンが早朝からソン・スンホン氏を歓迎するために集まりました。
[(午前)1時に出発して、ここに6時に着きました。]
[除隊おめでとうございます。]
[大好き。スンホン愛してる。]
兵役申告をすませたソン・スンホン氏がついに姿を現しました。今も元気そうですね。ファンたちにお礼の挨拶をするソン・スンホン氏。ファンの歓声に目頭を濡らす場面もありました。
[ソン・スンホン:足りない面もある私に、変わらぬ愛を持ち続けてくれた多くのファンの皆さまに、心から感謝申し上げます。]
日本や東南アジアからおばさんファン1000人以上が押し寄せました。日本のメディアは大規模な取材陣まで派遣し、韓流の熱気を実感させました。
[ソン・スンホン:黙々と国防の義務を遂行しているわが大韓民国国軍の兵士たちは本当に誇らしく、すばらしい。ご苦労様という言葉を伝えたいと思います。]
ソン・スンホン氏は2004年、兵役忌避の嫌疑で再審検査を受け、入隊しました。自粛するという意志から、芸能兵士*になることも拒絶して平凡な軍生活を終えました。当時の状況を意識したかのように、慎重に心境を語りました。
[ソン・スンホン:2年間の軍務を終えたといっても、すべてが許され、本分を果たしたとは思いません。始まりは良くありませんでしたが、たとえ遅れたにしても軍に入隊して国防の義務を果たすことだけが許される道だと思いました。]
今週末、アジア・ファン・ミーティングを皮切りに活動を再開するソン・スンホン氏。まもなく次回作のドラマ撮影も始まる予定とのことです。2年間のブランクを埋め合わせるほどの、以前の人気を再現できるかが注目されます。
*연예사병:演藝士兵(←漢字で書くとなんだかおマヌケ?)=国軍の広報映画に出演したり、国軍放送のDJをするなど、軍隊における芸能活動をする兵士。一般の兵士に比べれば訓練が厳しくないのと、特性を活かせることから芸能人が入隊すると、これになる場合が多いらしい。
ところで・・・、こんなネタを書くと空気も読んでいない「韓流スターのなんちゃら~」みたいなトラックバックが、内容と関係なく機械的にきちゃうんだろうな~。ここに送っても逆効果だからやめた方がいいと思うよ~。