
今日11月11日は「ペペロ・デイ」です。ペペロとは、ロッテ製菓の商品名で日本のポッキーのようなものです(写真→)。なんで11月11日がこのペペロの日なのかというと、数字が1111と並んでいる形がそのペペロに似ているからというコジツケからなんですねぇ。
この日は友だちや恋人とペペロを食べましょうという、ロッテの商魂がありありと見える日です。もちろん他の製菓会社も類似商品を出して参入していますけどね。
しょ~もな~、と思うでしょ?でもこの日が年々パワーアップしているんですよ。私が韓国に来た年はそれほど盛んではなかったのに、今ではバレンタイン・デイ並みにお盛んになっています。
今年は幸い土曜日でしたから、うちの職場ではまったく話題になりませんでした。あ、そうそう、木曜日の夜に行われたKONAMI CUP アジアシリーズの
サムスン vs. 日本ハムで日本ハムがボロ勝ちするわ、サッカーU-19の日韓戦も日本が勝っちゃうわで、「昨日の試合は残念でしたわね~。申し訳ないわぁ~。おーっほほほ!」と言いながら金曜日の朝にペペロ配ったりはしたかな。
まぁ、そんなペペロ・デイに関するニュースがありました。動画はリンク先の

をクリックしてご覧ください。それではどうぞ。
[集中取材]ペペロ・デイ - 文化なのか?商業主義なのか?
11月11日は“ペペロ・デイ”です。
関連企業の年間売り上げのうち半分がこの一日に集中していると言われています。果たして日常の文化なのか、それとも商業主義に変質したものなのか、論争が起きています。
ハム・ヨング記者がお伝えします。
ペペロ・デイを目前に控えたある大型マートの製菓売り場。さまざまなペペロが山のように積み上げられています。制服を着た学生たちをはじめ、保護者まで買い物カゴにお菓子を入れています。
インタビュー:チェ・キシク/ソウル南山小学校
-「ペペロ・デイに友だちと分けて食べるためにペペロを買いました」
インタビュー:イ・スク/東大門区里門洞
-「友だちと一つずつ分けながら仲良くしましょうね、という意味で買いました」
ある製菓会社の昨年のペペロの売り上げは450億ウォン。そのうちの半分は11月11日前に集中していました。今年は昨年よりも20%以上売り上げが増えると予測されています。特にペペロ・デイを目前に控えた製菓会社の販促競争は、これまでよりも激しいという状況です。
慎ましやかに愛情や友情を表示するための日だとのことですが、関連企業にとってはビッグ・イベントであり、各種の商業戦術も激化しています。各種在庫商品を一つのカゴに入れて包装したり、できるだけ多くの商品を買って大きめに包装するように商品を陳列したりもしています。
すでに若者を中心に日常文化として定着したペペロ・デイ。しかし、商業戦術も同時に定着しつつあります。
mbnニュース、ハム・ヨングでした。