ジョージ・ブッシュ大統領所有の牧場の前で反戦デモを展開したりした“反戦ママ”シンディ・シーハンさんが8日、逮捕されたというニュースが速報で入ってきました。日本ではまだ報じられていないようです。検索したら
2005年の逮捕のニュースとかしか出てきませんでした・・・。
それにしても8日といえば米中間選挙の投票日の翌日ですね。この逮捕劇は何を意味しているのでしょうか・・・、と書けば陰謀論クサくなってしまいますが、投票日前に逮捕すると世論に影響が出るので、投票日が過ぎるのを待って逮捕に踏み出したと勘ぐらずにはいられません。それではどうぞ。
“反戦ママ”シーハン、ホワイトハウス前でデモ中に逮捕
“反戦ママ”シンディ・シーハン(49)が8日、8万人余りが署名した反戦請願書を渡すためにデモ隊50数人と共にホワイトハウスの正門前でデモを行い、逮捕された。
反戦請願書にはイランの核プログラムをめぐり悪化し続けている葛藤を武力で解決することに反対する内容が含まれていると伝えられた。
カリフォルニア州出身で、2年余り前に息子がイラク戦争で死亡した後に反戦運動家となったシーハンは、ホワイトハウス前の歩道でデモに参加した他の女性3人と共に逮捕されたと現地警察のスポークスマンであるスコット・ピアー警官が明らかにした。
そして逮捕者は公務執行妨害で起訴されるだろうと付け加えた。
シーハンは「請願書を受け取るかどうかで時間があまりにも長くかかり、請願書をそのまま渡した」と述べた。デモ隊は15分間請願書の受け取りを待ったが、応答がないので請願書をホワイトハウスを囲む鉄柵の中に投げ込んだ。
シーハンは息子がイラク戦争で死んだ後、イラク戦開始前の情報に誤りがあったという事実が明らかになると、テキサス州クロフォードにあるジョージ・ブッシュ大統領の牧場前で大統領との面会を求めて26日間座り込みをし、反戦運動家として注目を集めてきた。
彼女はこの日、共和党が議会中間選挙で敗北し、ブッシュ大統領がドナルド・ラムズフェルド国防長官の更迭を発表すると「彼(ラムズフェルド)がスケープゴートになっている」と話した。【ワシントンAP=聯合ニュース】