今日は軽くイ・スンヨプの記事いっときましょう。
(昨日は広島戦でイ・スンヨプがホームランを打って活躍したにもかかわらず、広島が勝って機嫌がいいからだなんて勘ぐらないように)
不調なときがほんの一瞬あったような気がしますが、なんだかイ・スンヨプ選手、大活躍ですね。でも巨人はなんであんなに弱いんでしょうか。私はアンチ巨人ですが、あまりにも弱いので物足りないような…。それに韓国メディアの論調も遠慮しているのか抑え気味のような気がします。開幕直後はもっとガンガン(イ・スンヨプ Go!Go! な報道を)やってたような気がするんですが…。
しかも去年のホームラン王は広島の新井貴浩選手…。これはもしかすると「セリーグでホームラン王を出したチームは優勝どころかBクラスで低迷する」というジンクスの前触れかもしれません。なんと恐ろしや。
あ、ところで韓国では巨人またはジャイアンツのことを“ヨミウリ”と表記しています。韓国には“ロッテ・ジャイアンツ”という強いんだか弱いんだか、金持ちなんだかビンボーなんだかよくわからないチームがあるからなんでしょうかね。ま、そのへんの韓国テイストを残すために、チーム名“ヨミウリ”は“読売”としておきました。それではどうぞ。
イ・スンヨプ、読売傭兵記録「すべて塗り替えろ」
シーズン30号ホームランを打ち、日本のプロ野球両リーグのホームラン1位を守り続けているイ・スンヨプ(30)が読売の歴代外国人選手が持っている様々なチーム内記録の更新に挑戦する。外国人選手が読売で打ち立てた歴代最多ホームランは45本(タフィ・ローズ)、打点は112(ウォーレン・クロマティ)だ。
日本のメディアは26日、インターネット版を通じて前日の広島戦でシーズン30号アーチを炸裂させたイ・スンヨプが日韓通算400号ホームランにあと2本にせまったと一斉にお祝いのメッセージを送った。続いて8回にヘッドスライディングで闘魂を燃やすなど、チームの雰囲気を変えるために孤軍奮闘したという事実も見逃していない。
イ・スンヨプは読売の歴代外国人選手としても30号ホームランに最速で到達しており、セリーグの他球団歴代傭兵を見渡しても1978年のウェイン・ギャレット(阪神?)*、1985年のランディ・バース(阪神)など2人しかいないと付け加えた。
イ・スンヨプは89ゲームで30のホームランを打ち、シーズン50号ホームラン達成の可能性はますます高まった。これから残りの56ゲームで20本追加すれば達成できる。村田修一(横浜、22本)、フェルナンデス(楽天、21本)など両リーグの2位および1位と10本近くの大差があり、彼の50号ホームラン達成可能性は日本メディアの集中的なスポットライトを浴びている。
最近、読売のユニフォームを着た外国人選手のうち、もっとも突出した選手はタフィ・ローズだ。彼は2004年にホームラン45本、99打点をあげ、チーム内記録を独走した。2003年にはロベルト・ペタジーニがホームラン34本、81打点を記録し、やはり読売の看板選手としての責務を果たした。しかし、まだシーズンを終えないうちからホームラン30本、65打点をあげたイ・スンヨプがこれらの成績を凌駕する余地は充分にある。
読売の歴代傭兵のうち、最高の選手と言われているのはクロマティだ。19年前の1987年開幕戦から4番打者だった外国人選手だ。彼は1984年にホームラン35本、95打点で読売の主砲としての地位を確立した後、1985年に112打点でチーム最多、1986年にはホームラン37本、98打点でチーム最高の活躍をして名をあげた。イ・スンヨプが今のペースを守りさえすれば、クロマティを超える可能性も高い。
ところで、イ・スンヨプは26日の読売-広島戦の始球式に登板するタレント、アン・ジェウクと共に東京ドームで韓流旋風を巻き起こす予定だ。芸能人野球チーム「チェミサマ」所属のアン・ジェウクは読売の要請でこの日、始球式のマウンドに立ち、スピードガン・テストを受けた後にキャッチャーマスクをかぶったイ・スンヨプにボールを投げるという異色のイベントを展開する。 チャン・ヒョング記者(ソウル=聯合ニュース)
*ところで「ウェイン・ギャレットって誰?」と思ってググってみたら阪神じゃなくて中日の選手で、しかもそんなに活躍はしてないようなのですが、これは聯合ニュースの記者が間違えたのでしょうか?それとも私が「웨인 개럿(そのまま読むとウェイン・ゲロッ)」と表記されている選手名を訳し間違えたのでしょうか?いろいろと外国人選手の名前などで調べてみたのですが、私は広島以外の選手には疎いので、まったくわかりません。1978年あたりのセリーグの外国人選手に詳しい方、情報をお待ちしております。
**写真は本文とはあまり関係ありませんが、7回表、広島2死2塁でこの日3打点目となる左前適時打を放った新井選手です。(7/25
中国新聞より)