今日は忙しいフリではなく、実際に忙しい(だから
オーホホホブログなどと遊んでいるヒマはない)のでちょっと手抜き。
毎日新聞に連載されている『Dr.北村 ただ今診察中』の「
第106話 エイズ感染爆発が現実のものに」を見て、初めて今月1日から7日までHIV検査普及週間“だった”ということを知りました。
そのコラムの中で目を引いたのは
2004年末にHIV/エイズの報告数が1万人を超えたと大騒ぎしたのも束の間、厚生労働省エイズ動向委員会による06年4月28日の報告数は1万1251人。東京都を例にしても05年は過去最多の417件。驚くなかれ1日1人以上のペースで東京のエイズは増え続けています。
という記述。
6月3日の朝日新聞にも
東京都内、HIV感染最多 昨年417人
という記事があり、
都内で検査を受け、感染や発症が明らかになった人は年々増え続け、90年の51人から昨年は417人になった。すでに感染が分かっている人も加えると計3938人で、全国の感染者の累計約1万1000人の4割になる。
そうだ。なんでも「
エイズ患者が増え続けているのは先進国では日本だけ」だとか。このことをどう思いますか?愛国者の方々。
で、またDr.北村の方にもどると、ナント、HIV感染者は確実に増え続けているのに、石原チンタロくんが東京都知事に就任した1999年(平成11年)からは見事にエイズ対策予算が減らされています。いや~、こんなにハッキリしたグラフ(↓)というのも珍しいのではないでしょうか。
「コンドームにはエイズウィルスの50倍の大きさのピンホールが存在する可能性があるため、その使用ではエイズ予防はできない」などと
デマを垂れ流す
純潔カルトオヤジを東京都の男女平等参画審議会の委員に任命したり、「それまで知力、体力が続くかな…」などとボケながらも三選に意欲をみせたりするヨユーがあるんなら、とっととエイズ対策予算を増額して引退してしまえ。その方が地球の平和と東京都民のシアワセを守ることができるからさぁ。
以上です。