基地が身近にあるのはイヤだということ

昨日のエントリーは書いてる途中でツレアイが帰ってきてしまい、それの相手をしていたら中途半端な内容になってしまいました。あぁ、ワンルームに生息するビンボー人は悲しい…。


ところで、あれを書きながら思い出したのは、岩国への米軍基地移転に対する住民投票結果をうけて、NHKの『週刊こどもニュース』でやっていたお父さん（役）の解説。そのお父さん（役）は一生懸命に「なぜ岩国市民の大多数が基地移転に反対しているか」ということを解説していたが、う～ん、さすが 圧力受けてる政府の御用放送局 皆さまのNHK。要点をはっきりさせずに子ども（役）をキッチリ納得させていました。

お父さん（役）は、「戦闘機の飛行訓練は騒音問題を引き起こす」ということを力説しました。あと、航空事故について若干の言及。それだけ。以上。おわり。はぁ。20％くらいは正解かもしれないけど、違うだろと。それだったら空軍基地じゃなけりゃ、問題はないじゃん。

米軍兵士やその家族が事件を起こしたとしても、刑事責任を問えない場合が多々あることにはまったく触れていない。韓国内でもよくあるのよ。米軍兵士による傷害事件とかが。

ちょっと前のニュースでは、タクシーに乗った数人の若い米兵が料金を踏み倒したあげく、運転手を殴って逃げたというのがありました。警察に訴えたけど犯人はわからずじまいだったとか。韓国の警察は懸命に捜査したんだろうケド、米軍側から知らぬ存ぜぬを押し通された模様。ちなみにそのタクシー運転手が兵士たちを乗せていったのは米（陸）軍基地。

米軍基地が身近にあったらイヤな理由はほかにもあるだろう。「米軍基地が攻撃目標にされる」ということ、そして「巻き添えをくらうこと」。いや、これが一番大きな理由だと思うんだけどね。

そんな大事なことを抜かしておいて、子どもを丸め込むなんて、やることセコいね。あぁ、 さすが共謀罪についてぜんぜん報道しないNHK。 国民もナメられたもんだ。まぁ、NHKは以前にもこんな情報操作らしきコトやってるからもともと信用はしてなかったけどねん。


* 参考は2006年3月18日放送の「今週のだいはてな」より



** 追記
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