昨日は小雨のふる中、ツレアイと竜山(용산:ヨンサン)という東京の秋葉原や大阪の日本橋のような電子街に行ってパソコンをみてきました。しかし、あまりにも種類が多すぎて、結局、決められなかった。えぇい、でも今月中には新しいブツを買うでしょう。
んで、ツレアイはそのままバイトに行き、私は一人、ソウル駅に向かいました。それも歩いてね。地下鉄の駅3つ分。大阪の御堂筋線でたとえれば、淀屋橋から難波まででしょうか。そんな距離をなんで歩いたのかって?それは雨のせいです。欧陽菲菲の『雨の御堂筋』を歌いながら歩きたかったんです。
小ぬか雨ふる御堂筋~♪

そんなわけで、ソウルのほぼ中心にある、まるで御堂筋のような大通りを一人、あなたをたずねるわけでもなく、南へではなく北へ歩いていると、こんな看板(←)があるのです。
一見、ド田舎にたった一軒しかないショボい床屋の看板のようですが、違います。米国慰問協会(
United
Service
Organizations Inc)という米軍施設の看板です。看板はヘボいですが、この市内の一等地の広大な部分を占有しています。ちなみに、私が歩いた御堂筋のような広い道路の向かい側も米軍施設、端的に言うと米軍基地があります。
そんなソウル市民の身近な場所にある米軍基地ですが、2008年末をめどにソウルの南側にある平沢(평택:ピョンテク)という都市に移転することが決まりました。平沢市では基地移転に反対する地元住民や市民団体と、強制排除に乗り出した警官隊とが衝突し、多くの負傷者や逮捕者が出ています。
このニュースをテレビで見ながら、ツレアイは「アメリカのことで韓国人同士が争ってる」と怒っています。あぁ、ホントに。あいつらが行くところ行くところ、争いが耐えない。どっか逝ってくれませんかね。アメリカ軍。
* 追記
どーもこの写真ピンボケだなぁと思っていたら、ごく近距離の被写体を写すときのスイッチが入ってました。(恥)