仕事の合間にチラっと見て「え?」と思いつつもそのまま流していたニュース。
いま読み返すとつくづくキモチが悪い。そのなんともキモいニュースとは↓
中絶希望者に里親案内の新制度 福島県が今春から
なんでも「
人口減に悩む福島県 が、従来の里親制度を
人工妊娠中絶を減らし、出生率を高める ための施策として活用していく方針を決めた」「
中絶を考えている人に産んでもらい、社会で子育てを担いたい」んだそうだ。
おえぇ~。キモい~。
中絶を考えざるを得ない人って、“育てられない”っていう理由もあるだろうけど、それより先にまず“産めない”事情があるからじゃないのか?そういった事情を抱えてどうやって十月十日を過ごせというんじゃぁ~!
正直に言っちゃえよ。
“人口減”じゃなくて、“過疎化=税収減に悩んでる”だろぉがぁ~!
うげっ。「産めよ殖やせよ」ってゆーコンタンがミエミエの制度ですのぅ。
なんかルーマニアの「チャウシェスクの子供たち」を連想せずにはいられないんですけども。人口増加政策のため中絶が禁止されていたチャウシェスク政権下で捨て子が急増し、劣悪な環境の孤児院で“栄養補給”のために輸血が行われ、子供たちの多くがエイズに感染したという…。まぁ、単なる私の脳内連想ですけどね。政治が人口(増加)政策にかかわるとロクなことがないような…。
それより気になるのが同記事の「福島県の人工妊娠中絶実施率(女性の人口千人あたりの件数)は04年度で15.8。全国平均の10.6を大きく上回った。
15~19歳では17.7とさらに高率」という部分。
おいおい。この記事にはないけど、
20歳未満の中絶率は全国平均ではさらに低い10.5だぞ。なんで福島県はこんなに高いんだ?中絶以前に、ちゃんと避妊しておけばいいじゃないか。
なにをやっている福島県?ちゃんと性教育をやっているのか?
「純潔教育」(←ププッ。純潔とかいってる人たちって、モテないことを純潔と言い換えてるだけのような気がするんですけど。なんか某カルト教団の影がチラチラ見えるし。)などとキモチ悪いのじゃなくて、ちゃんと避妊方法を教えなきゃ意味はないぞ。
以上、某カルト教団系の新聞『
世界日報』から「公教育が崩壊した」と言われている広島で“6・3・3で12年~♪”も公教育を受けてきたハムニダの感想でした。