この前、地下鉄で盲導犬を見かけました。

ラブではなく、ゴールデンリトリバー。
毛が飛散しないようにするためか、全身をすっぽり覆うような服を着せられていました。
そして背中のところには 안내견(案内犬:韓国語では盲導犬のことをこう書く)と印刷されているが…。うーん、世に啓蒙するためにも、もうちょっとカワイクできないもんだろうか?以前見かけた黄ラブの盲導犬もゼッケンのようなのに「案内犬」と書かれたのを着せられていた…。
それにしても、韓国では盲導犬がまだまだものすご~っく少ない。
どのくらい少ないか具体的なデータであらわすと、「高性能大型犬センサーが付いている私が5年間住んでいて、まだ2回しか見かけたことがない」というくらい少ない。よーするに、今回がその2回目。
広島の実家の近所には、盲導犬といっしょにお出かけしている視覚障害者の夫婦がおられた。大阪に住んでいたときも、街中でしょっちゅう盲導犬を見かけた。それでもまだまだ盲導犬は需要のあるだけ供給はされていないらしい。
フランスなんかでは、市内を観光したのは一日だけだったのに、その一日で2頭も見かけた。(でもあの古い町並みは足の不自由な人とかには優しくなかったぞ)
韓国の人たちって、日本人の私が見るに、ヒジョーに“先進国コンプレックス”が強い。でもなー、経済的な数字を上げるだけじゃなくって、立派な建物を建てるだけでもなくて、もっといろんな人たちへの配慮がされてないと、先進国とは言えねーぞと思う。いや、日本もそうなんですけどね。ええ、東横○ンの社長みたいな人もたくさんいますし。

←ホラ、このズタ袋みたいなの着せちゃうセンスってどうよ?犬がスネてるように見えるのは私だけ?

←オラオラ、人が増えてきたんだから、まっすぐ座れや。
*)これでも頑張ってる盲導犬くんを刺激しないように、フラッシュ強制禁止で“盗撮”するかのようにコッソリ撮りました。