ソウルの地下鉄を乗りこなすには、まず地下鉄の路線図を手に入れましょう。
各観光ホテルのフロントや観光案内所、空港などには日本語が併記されたソウルの観光地図(無料)があるはずです。
で、地下鉄の料金ですが、基本料金が900ウォン(約90円)で、区間距離によって料金が100ウォンずつ上がります。ソウル市内の移動だったら、まぁだいたい1000ウォン以内でしょう。
交通カードを買うというテもありますが、東大門に行き先を絞っているなら、切符を買った方がいいと思います。
切符の買い方は、自動販売機で買うこともできますが、機械によっては先に金額を押してお金を入れるタイプもあるので買うときに注意しましょう。いくらお金を入れてももどってくるので、知らずにやるとむなしいです。(でも中には日本同様に先にお金を入れて金額を選ぶタイプもあります。どっちかに統一せいと思っているのは私だけでしょうか?)
東大門まで料金がいくらかわからん!という場合は、素直に窓口で切符を買ってください。
地図で東大門を指差し、「いごっ!」と言えば通じます。
ここで案外、「ニホンジンデスカー」とかえってくるかもしれませんね。
韓国では第二外国語で日本語を選択する人が圧倒的に多い(韓国語に文法が似ているので簡単だし、使用可能性が他の外国語よりも高いから)ので、けっこう意外なところで日本語が通じる韓国人に出会ったりします。
あ、地下鉄の駅で東大門(1、4号線)と東大門運動場(2、4、5号線)がありますが、どちらでもOKです。その2つの駅の中間ぐらいに東大門市場がひろがっているので、ホテルから便利な方の路線の駅で降りれば、歩いていける範囲内です。
えーっと、あとオススメですか?
メジャーなところでは“DOOTA”や“ミリオレ”が夜通し営業しているファッション・ビルで、いろいろ見るところもあります。それと野球場の裏手の方にいけば、新しくできたファッション・ビルが夜(8時とか9時)から営業しています。ここは卸売り価格で販売していますが、卸売りだけに中には○着以上同じ服を買わないと売らないという店もあります。
このあたりは韓国の最新ファッションを安い値段で販売していますが、注意すべきは“不良品”でしょうね。返品しようにも気付いたときにはもう帰国、ってなことになりかねませんから、買う前によくチェックしておきましょう。
あと、安い、安いと言っても昨今の円安。どうにかしてほしいモンです。あとで計算してみたらユニクロやMUJIで買った方がよかった、てなこともありえます。
あと、んー、興仁之門(写真とかで“東大門”と出ている門です)方面に行くと、“東大門総合市場”があって、そこでは布地や糸、ビーズなどの手芸用品などが大量に売られていますが、夜は営業していませんね。
そこから1号線沿いにチョンノ方面(西側)に進んで行けば、制服をオーダーできる店(どうですか?シリウスさん)が並んでいますが、ここも日中しか営業していません。
ここまで読んで、「なんじゃー、衣類関係ばっかりじゃー」とお思いでしょう。
そうです。東大門は衣類の街です。
東大門運動場の周辺に、屋台がたくさん並んでいますが、あれはいわゆる“観光用屋台”です。
その証拠に日本語が(どうにか)通じます。
そして料金は高い。
しかも屋台だから寒い。
屋台のオバチャンたちには申し訳ないが、東大門でお腹がすいたらどっかの食堂かファーストフードに入った方がいいでしょう。
あるいはコンビニでカップ・ラーメンを買って食べるとか(たいていの韓国のコンビニにはカップ麺などを立ち食いするカウンターがあります)。
それではジローさん、ソウルの夜を満喫してください。
あ、もしかしてもう韓国に出発していたりして?