2003年12月31日
あんにょ~ん。
今年もほんとに終わってしまいますのぉ。
2003年の大晦日をソウルで過ごしております。
月並みな言い方ですが、今年もイロイロありました。
個人的なニュースは、何かとバタバタしていて気がついたらもう
一年かぁ~という感じ。はえぇ~。
国内外のニュースはムカついたり、悲しくなったり、不安になったり
するニュースが多かったなぁ。
今だけは楽しいニュースだけ思い出そう。
阪神と広陵の優勝、サンフレJ1復帰、カピパラ一家の温泉…
…ええと、ほかに何があったっけ?
W受賞もW杯もタマちゃんも去年だったしなぁ。
どっかで『2003年の10大ほんわかニュース』とかやってくれんかな。
ところで、韓国の正月本番は旧正月なので、新暦の正月は
ただの休日、リハーサルなのです。
メディアでは『今年の10大○○』とか『2003年××大賞』などを
やっておりますが、人々の生活はいつもとあんまりかわらん。
仕事も12月31日までやって、1月2日からはじめる会社が
ほとんどのようです。
だから、日本のようにクリスマスが終わったら一晩で街中が
お正月用の飾りつけに変わっていて年の瀬を感じたりとか、
仕事納め→帰省ラッシュ、海外旅行、芸能人はハッワ~イ
という図は韓国では見られないのです。
考えてみたら、中国文化圏の国々は旧暦で正月祝ってるし、
キリスト教文化圏では感謝祭とかクリスマスだし、
イスラム教文化圏はラマダン明けのイードを祝うしで、
年末年始をセワシク大掃除したり、おせち作ったり、飾ったり、
年賀状書いたり、帰省、旅行、初詣、お年玉、初売り、福袋、
うわぁ~~~と、過ごすのはもしかして日本人だけ?
と、いまさら気づく。
みなさん、1年を回顧したり、カウントダウンで盛り上がったりしても
次の日からはいつも通りの1日がはじまっているのね。
だから私はこう思ったのさ。
普通に1日を終えるように、1年を終えようと。
これからも、ずーーーーーっと続いていくのに、わざわざ区切りを
つけんでもえぇわと。
開き直ってしまったのさ。
だからいいのさ。
部屋が雑然としていても。
洗濯物がたまっていても。
ボタンのとれたシャツがあっても。(言い訳)
それに黒豆を煮てたら彼氏から
「サトウイッパイ、too sweet」とか
「タクサンboilスル、too soft」とか
「イヤデス!(何がじゃ!)」とか
やいのやいの言われて、何だかおせちの煮豆とはまったく違う
物体になってしまったっけ。
何だか味がついてないし。
色も薄いし。
(黒というよりは紫に近い。錆びた釘なんかフツーないだろ)
いいさ、明日は広島に帰ってやる!
(元旦に彼氏を置いて一人で帰省します)
あぁ、ヤツはきっと、私のいない間に黒豆(紫豆?)に
マサラ(スパイス)を入れて、まったく違う料理に作り変える
魂胆なんだろうなぁ。煮汁は捨てて(栄養あるのに)。
黒豆のカレーとかって。チャパティー焼いて。
一人で食べるんだろうなぁ。ちくしょ~。
ワシも食いたいィ~~~。
材料が韓国でも手に入るものだけでもおせち料理作って、
食べさせてあげようなどと思っていたが、もういいや。
フツーのメニューでいこう。
とうせヤツには正月という概念がないし。
(日本カブれしてて、おしんが理想の女性像なくせに)
と、いうことで、特別に何もしないことに決定した2003年の
年の瀬でした。
みなさま良いお年をお迎えください。
そして2004年もどうぞよろしく。
薫