夏だ!プールだ!無理矢理泳ぐ!
2003年08月26日
あんにょん。
昨日は彼氏とプールに行く予定でした。
でも、天気が悪くてキャンセルになってしまいましたわ。
まだ、ずぅぅぅぅぅっと雨ですの。韓国。
今日になって、何日ぶりかの青空を見ました。
彼氏も私も、バイトとかいろいろあるから、二人同時にヒマで、
かつ天気のよい日って、あんまりないんですけどね。
今日も彼氏はバイト。私は友達の引越しの手伝い。
あぁ、今日の青空が恨めしい。
それでも今月の初め(広島帰る直前)に気合でプールに行ったのさ。
で、楽しかったから、もっかい行きたかったのに。
場所は、漢江(ハンガン)というどデカイ川べりにある
ファミリープールちっくなところ。
料金は2500ウォン。子どもは1000ウォン。
料金もファミリープール(のほぼ半額)ですね。
ソウル市外に、エバーランドというテーマパークがあって、
そこに超デラックスな屋内外型のプールもあるらしいが、
料金55000ウォンちうのを見て、即却下。
日本円で5千5百円かい!
いったい、どんな豪華なプールやねん!
ゴールドでできとるんかいっ!
ところで、ソウル市の人口は広島市の約10倍ですが、
市内で屋外プールといえばここぐらい。
プールがいかに韓国でマイナーか、おわかりですね。
それに、韓国人の友達に「泳ぎに行こう」と誘っても、
「泳ぐのキライ」、「水着もってない」、「泳げない」、
はたまた「泳いだコトない」と言って断られます。
さらに、女性の場合、「水着になるなんてイヤ!」と
カタクナに拒絶されてしまいます。
もしかしたら韓国では、“夏にプールに行って泳ぐ”とは、
“スケート場に行ってカーリングをする”、あるいは
“運動場に行ってカバディをする”のと同じくらい、
マイナーなことなのかもしれません。
という訳で、彼氏と二人きり、外人同士で行ったのさ。
さて、その韓国版ファミリープールには、50センチ(幼児用)、
80センチ(子供用)、150センチ(大人用)の
平べった~いプール3種類しかありません。
滑り台も、流れるプールも、波のプールもナシ。
ま、2500ウォンですからね。庶民代表ですし。
50、80センチのプールには子どもと保護者がうじゃうじゃ。
ま、それはほっといて150センチのプールへ。
すると、成人男女がうじゃうじゃ。お風呂屋さん状態。
しかし、日本のプールと何か違うのは、男女混合のグループが少なひ。
女は女同士、野郎は野郎同士でビーチボールの打ち合いなぞしている。
なんだぁー。
恋の第一歩はグループ交際からという王道は韓国にはないのね。
開放的になった海やプールなんか、最大のチャンスなのに。
ナンパするという光景も、見受けられません。
ボールが飛んでいったツイデに声とかかけないの。
あれ?硬派なのね。
にも関わらず、カップルは相変わらずイチャイチャべったりです。
女が男に泳ぎを教えてもらうという構図が、夏の韓国カップルの
定番のようでございます。
そこかしこに女の子にシガミ付かれて鼻の下びよ~んの男が…。
男「じゃぁ、手を離してみるよ」
女「やぁーん。はなしちゃイ・ヤ・だ・ぞぉ」
男「そんなんじゃ、いつまでたっても泳げないだろ」
女「だってぇー、コワイんだもーん(ブリブリっ)」
衆人一同の心の叫び「足がつく深さじゃろがぁっ!」
意訳:ハムニダ薫
それにつけても、気になるのは男性用水着。
型は10年前の競泳選手のようなぴちぴちビキニ。
色は、色は、何と“白”が主流!
いやー。黒とか紺とかも多いけど、純白のビキニパンツですぜ。
どーしても目がいっちゃってしまいます。
女性用水着で白が流行ったときも、ヒソカに思ってたケド、
白い水着は“下着”にしか見えなひ………。
しかも、サルマタのようなトランクス型の水着を着ているのは、
外国人ばっかり。私の彼氏含めて。
(このプール、外人がけっこういた。まココしかないもんね。)
大韓民国男児は、白フンならぬ、白ビキニパンツで
その根性を見せるらしい。
う~ん。マンダム。
薫