2003年02月19日
あんにょ~ん。
今日、学生ビザをゲットしたんよ。
これで、1年間堂々と韓国に住める。
(いやいや、今まで不法滞在しとったわけじゃないけど)
さて、昔々に韓国を旅行したオジサンから、
「韓国の看板はハングルばっかりだから、外からは何屋なのかわからない」
という事を聞いたことがありますが、今は違います。
英語はもちろん、日本語、漢字もあるのです。
しかし、キテレツなものも少なからず………。
それでは、どんなものかご紹介します。
<ミスマッチ編>
『美容室おしゃれ』
ハイ。たしかに美容室はオシャレでないといけませんが、ひらがなでズバリ『おしゃれ』ってどうよ?しかも中学生が美術の時間に書かされた明朝体みたいなビミョーな字体…。
『まぐろ価格破壊専門店』
かつてデフレが悪者にされる前は、『価格破壊』という言葉がよく使われましたが、まぐろに使ってほしくないなぁ…。
『伝統日式料理店サボテン』
伝統の日式(韓国では日本料理を日式と言いましゅ)が、なにゆえに『サボテン』?
<ん?謎?編>
『きくまぐろ』
これもまぐろ専門店ですが、ひらがなで『きくまぐろ』。そんなまぐろがあるのか?
それとも地名なのか?謎は深まります。
うどん『どこも』
ただひらがなで『どこも』。NTTドコモのことでしょうか?それにしても、なぜにうどんがドコモ?
日式『ありが』
「とう」は?「とう」はどこに行っちゃったの?
<ナショナリズム編>
日式料理店『東海』
韓国では、日本では「日本海」と呼ばれている海の事を「東海」と言い、国歌の歌詞でも歌われています。自分たちの国土に面する海が、ほかの国、しかも因縁の日本の名前がついてるというのは許せないらしいのです。この呼称問題について、こちらのメディアでは頻繁に取り上げられますが、日本ではどうでしょう。
刺し身専門店『独島』
こちらは、日本の名称「竹島」の韓国での名称。領土問題で日韓がモメてますが、日本では北方領土の方がメジャーな領土問題ですね。これも日本と韓国では、かなり温度差のある問題のようです。
この前、タクシーに乗ったら、運転手から「独島についてどう思うか?」と聞かれたので、「あんなチンケな島いりまへん。」と答えてしまいました。右翼に刺されないか心配です。
それにしても、日本料理店『日本海』なら日本にもありそうだけど、『北方領土』って店があったらヤだなぁ…。
<外来語として定着?編>
居酒屋『おやぶん』
これはハングルで書かれていますが、『OYABUN』です。韓国ではいま、植民地時代から戦後にかけてのやくざを主人公にしたテレビドラマ『野人時代』というのがメガヒットしてますが、そのドラマの中で「おやぶん」、「やくざ」、「なわばり」という単語は外来語として、そのまま使われています。ヤダなぁ、こんな日本語ばっかり広まっちゃうのって。
『トンカスうどんめちゃくちゃ』
これも、ハングルで書かれているので、外来語なのか?でも、トンカツ(韓国語には“つ”の発音がないので、“とんかつ”が“とんかす”になります)とうどんが『めちゃくちゃ』って………。
<下ネタ編>
『金○女子高』
韓国では1、2年前から、ワールドカップを見に来る外国人観光客(特に中国系)のために、バスの行き先を漢字で表記するようになりました。さて、旅行でソウルを訪れた人は、94番のバスの行き先に注目してみましょう。今までハングルで『クモク』と表記されていた女子校、漢字にすると『☆玉女子高』になっちゃうのでした。韓国語では、ソチラの意味はないみたいですけど、これを見た日本人は、つい赤面しちゃいます。やーねー、『キンタ(ピーッ!)女子高』だなんて。お嫁に行けなくなっちゃうワ。
これらの看板は、直接見た方が、インパクトが強いので、旅行の際には、ぜひウォッチングを。
薫