いまさらロッテワールドに行く
2002年10月07日
あんにょ~ん。
南国、台湾旅行はいかがでしたでしょうか。
韓国は紅葉も始まってて、すっかり秋です。
さて、昨日、日曜の夜はロッテワールドに行ってまいりました。
ロッテワールドの外にあるデパートとかアウトレットとかは何度も行っているけど、中に入るのはこれでやっと2度目。
友達の友達が、今なら信用カード(クレジットカード)で夜間はフリーパス無料だから行こうと突然誘われた。
韓国のカード会社はサービスが良すぎる。
いったい、どうやって儲けてるんだろう?
私は、ジェットコースターなどの絶叫系は、全っ然平気なんだけども、「乗物酔い」をしてしまうのだ。
だから、あんまり遊園地って行かない。
せっかく楽しみに来たのに、トイレにダッシュしてゲロゲロしちゃね。
そう言えば、大学の時、オープンしたばかりの(今はなき)「呉ポー」に学校サボって行ったけど、平日の昼間だったため、貸し切り状態でお調子にのって乗りまくって、吐いた記憶がある。
でも、今回は、合間にパレード見たり、フランスだかスペインだかの音楽公演見たり、ビール(これもタダ!)飲んだりして、休み休み乗ったから大丈夫だった。
あ、ビールはあまり良くなかったか?
さて、そのパレード。
一言で言うなら「うさんくさい」。
最初は、無国籍なパレード。
みんな韓国人がやってる。
続いて、ロッテワールドのキャラの「たぬき」だか「あらいぐま」だかが韓国の伝統衣装(電球付き)を着て山車に乗って現れる。
韓国の伝統芸能「農楽(帽子の先に長いリボンがついてて、それを新体操のようにクルクルさせながら踊る)」をする集団もあり。
そして、ふと見ると、「足の生えたダルマ」がヒョコヒョコと歩いていた。
どうやら、日本のパレードらしい………。
アロハシャツの生地で作ったような着物(電球付き)を着たオネエチャンが金色の扇子を持って、クルクルと踊っていた。
「それ、日本の踊りじゃないよ!」と心の中でツッコミを入れる。
しかもオネエチャン、日本人じゃないし。
とどめは「ねぶた」「まつり」「ワールド」「フェスティバル」と書かれた赤提灯をぶらさげた山車が登場。
でも、「ねぶた」と言うよりは、ラーメンの屋台にドデカイぬいぐるみをくっつけたみたいだった。
………。
日本のイメージって、他にないんかいな?
「忍者」とか「バカ殿様」とか「相撲取り」とか「阿波踊り」とか。
私が企画したら、もっとウサン臭いのにするのに。
次の中国は「三国志」と「西遊記」と「セサミストリート」とごっちゃにしたような感じだった。
中国のとどめは「毛をむしられたスライリー」のような山車。
もしかして、これは「龍」のつもりか?
きっと、これを見た中国人はツッコミを色々入れることだろう。
「我中国異行列遊戯的是噴飯」とかって。
その他、「足の生えたマトリョーシカ」のロシア、「どこがイングランドなんだ」英国、「外人の大道芸人をだしちゃえばわかんないよ」アメリカ、「とりあえず情熱的ということを表現したいんだろう」スペイン、などが続いた。
最後は「リオ(風)のカーニバル」のブラジルで、おじさんたちの鼻の下がびろ~んと伸び切ったところで Finish。
でも、お子様もいるから、露出は控えめでね。
というわけで、リサーチされ尽くした営業のディズニーランドとはひと味もふた味も違う、ロッテワールドでした。
ソウルにお越しの際は、是非どうぞ。
薫