毎日新聞に連載している「Dr.北村 ただ今診察中」に安倍晋三
ニュ~首相に関する記事が載っています。
第113話 安倍晋三さんへの期待と不安
安倍晋三とユカイな仲間たちが性教育に対して「
キイキイ」言ってきたことの一端がわかります。以下、自民党が行ったジェンダーフリー教育に関する調査に関する部分を引用します。
自民党は「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」を組織し、2005年4月にホームページ上で調査を行っています。インターネット調査は最近ではめずらしいことではありませんが、調査目的には、「学校教育現場での過激な性教育・ジェンダーフリー教育の実態を調査し、党並びに政府与党の政策に反映いたします」と書かれていました。しかし、その内容には偏りがあるだけでなく、客観的事実をねじ曲げた内容も認められることから、瞬間湯沸かし器ともいわれる僕の心にメラメラと激しい炎が燃えたぎりました。
問題になったのは、「過激な性教育」に分類された次の設問です。
「ピル(WHOで10代の服用は禁止)の服用をすすめるような教育(*3年前、全国の中学3年生にピルをすすめる小冊子130万部が印刷されました)」
WHOは10代のピルの服用を禁止しているどころか、思春期の若者がピルを使用することについて制限を加える科学的根拠はないとしているのですから、設問を作成された方の見識を疑わずにはおれません。今年2月に改訂された「低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン」(日本産科婦人科学会編)でも、「医学的禁忌がない限り、生殖可能年齢(筆者注、初経から閉経まで)のすべての女性がピルを服用することができる」としています。
この記述に対して日本産婦人科医会、日本助産師会など4団体が設問の修正を求めたところ、割とあっさり
(WHOで10代の服用は禁止)という事実と反する部分は削除されたそうです。
でも、またDr.北村を脱力させるような事件はまだあったそうで、また以下引用。
今年2月24日に開催された内閣委員会でも、民主党の小宮山洋子さんが、十代の人工妊娠中絶実施率が高いこと、性感染症の拡大は看過できないことを挙げ、性教育の必要性について迫ると、官房長官である安倍さんの答弁はこうでした。
「ティーンエージャーの妊娠する比率が上がっているのは事実でありますが、しかし、それならば中学生から避妊教育をするのがいいのか、あるいは中学生がそういう比率が高まって妊娠する可能性が高まっていけば、小学校の段階からやっていくのがいいのか、こういうことであって、果たしてその現状を追認することがいいのかどうかということも含めて、これは考えていかなければいけない問題ではないかというふうに考えています」
え~っと、アベシの答弁って、無意味に長くて意味不明なんですけれども、この日本語を誰か解説していただけないでしょうか?
無理やり解釈すると「十代の妊娠が増えているのは事実だが、それは行き過ぎたジェンダーフリーと過激な性教育のせいであって、純潔教育をしていればそんな問題は解決するんだ、
キイキイ」ってことなんでしょうかね。