~1990年代前半
芸能人やスポーツ選手が入信しただの、その家族が脱会させるためにどーたらこーたらだので「統一協会」がマスコミで騒がれる。合同結婚式や霊感商法の違法性も騒がれるが、私自身はまったく関心がなく、「単にキモイ」集団としか認識しない。そういえば、上田監督の娘さんはどうなったのだろう?
1990年代後半~2000年
私が見ていないだけかもしれないが、メディアでまったく「統一協会」のことを見かけなくなる。私はあの集団は廃れてしまったのだろうと、すっかりカン違いしてしまう。しかし韓国の経済危機の直後など、かなりエグイ集金活動が行われていたらしい。
2001年
ハムニダ、韓国に渡る。韓国のものすごく田舎からソウルに出てきた日本語の上手な韓国人が、「統一協会の信者から日本語を習った」と言ったのでかなり引いた。あ、その人は信者じゃないし、会ったのは一回きりだったけど。
2003年
日本人留学生のみを対象とした奨学金財団主催の旅行で韓国の某農村部を通り過ぎたとき、ガイドが「この村には日本人が3人住んでいます。3人とも女性で、統一協会の信者です」と言ったのでバスの中の空気が固まる。
2005年
ハムニダ、韓国の会社に就職する。在宅で韓日翻訳をしてもらう翻訳家の募集を出すと、統一協会信者の日本人妻がわらわらと集まる。しかもとんでもない田舎から。履歴書を見ると有名大学卒の人が多いが、まぁ、そういった大学を狙って勧誘活動しているんだろうからそんなもんだろうと思う。
それにしても、そんな人たちの翻訳の質は極めて悪い、というか日本語としておかしい。おかげで私の脳内で「貴様ら、それでも日本人かぁ~!」とヨノイ大尉が暴れまわる。
なんであの人たちの日本語はおかしいのだろう?というソボクな疑問から、統一協会についてチョロっと調べてみる。かなり香ばしい教団であることがわかったが、保守系政治家なんかとも関係があるから“バッシング”されないのかな?という新たな疑問も生じる。
また、ジェンダーフリーバッシングなどのいわゆる“バックラッシュ”の動きも、統一協会=世界日報の論調と似通っていることに気づいたりもする。
2005年9月11日
日本の終わりのはじまり。
2006年
統一協会=世界日報が共謀罪や教育基本法改悪を推進していることにムカつく。結局、与党自民党がやろうとしていることは日本のカルト化なのかとも思ったりする。
それにつけても、翼賛マスコミのふがいなさよ。
2006年6月5日
カマヤンさんのところで、導火線を拾う。
火をつける。
安倍晋三、統一協会合同結婚式に祝電キャンペーン開始
*参考
日本国憲法
第十八条【奴隷的拘束及び苦役からの自由】
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
第十九条【思想及び良心の自由】
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】
1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
第二十四条【家族生活における個人の尊厳と両性の平等】
1 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない。