5月16日のエントリーで「腐れ純潔カルトが喜ぶ教育基本法改○なんぞイヤじゃ~」(←ワタクシ的要約)を書きましたが、その腐れカルト新聞の今日の社説もかなりシビレる内容でした。題して『
福井過激図書 / バランスのとれた選定を』だ、そうです。これは先月、福井県生活学習館からフェミニズムに関する書籍が150冊撤去されたという事件に関するものです。他のメディアではあまり取り上げられなかったのですが、さすが腐れカルトの世界日報。その後どうなったのかまで報道してくれています。
これらの本を撤去するように求めた勢力は統一協会系なんだろうなということを勘ぐらずにはいられない事件ですな。
この事件に関しては、同じく世界日報の『
福井男女参画センター 過激な図書150冊排除』 という記事で(世界日報側の立場から)詳細に伝えております。これをワタクシ的に
要約すると、「上野千鶴子のような過激なフェミナチの本はたくさん置かれているのに、自分たちが応援している林道義などの優良な本は少ししか置いてないのが気に入らない」ということのようです。しかしワタクシ的に
解釈すると、「上野千鶴子のようなフェミニズムの大家的な人の本はたくさん置かれているのに、カルトに支えられたトンデモ本は少ししか置かれていないのが気に入らない」になってしまいます。ま、そのへんはアクマでも“ワタクシ的”ですから。
でも図書館(のような多数の人が閲覧できる公共の場)から自分たちの気に入らない本を排除するっていうのは、ナンとも過激な“焚書”だと思いますがね。まぁちょっと話は変わりますがこんな例を。韓国人のほとんどは「新しい歴史教科書」は気に入らないでしょうが、私が通った大学院の図書館にはこれ(2001年の市販本ですが)が置いてあり、誰でも閲覧・貸出しできるようになっています。(ま、日本語がわかる人しか読まないでしょうけどね。)私は「新しい歴史教科書」そのものは気に入りませんが、そんなうちの大学の図書館が好きです。
んで、まぁ今日の世界日報の社説は、その排除された本がまた戻されることになったからプリプリ、という内容です。なんでも
男女共同参画とは直接関係のない特殊な見解の図書や、過激な性教育を推進する図書がある。タイトルに「フェミニズム」が付く図書もおびただしい数に上る。
だ、そうです。この人たち(純潔をやたらと訴える人たち)にとっては、ジェンダーフリーはとにかく悪魔の言説なのかもしれませんが、なにゆえにタイトルに「フェミニズム」が付いただけでここまで書かれなければならないのでしょうか?さらに、この社説は
福井県などの地方の県センターでは、フェミニズムや男女共同参画に関する保守派知識人著の図書は皆無という偏った状況にある。男女共同参画を正しい観点で充実させていく上で、男女共同参画センター所蔵図書のあまりにバランスを欠いた構成は是正されるべきだ。
という文章で最後をシメていらっしゃいますが、
カルトに支えられたトンデモ学者が保守派知識人か?
というツッコミを入れておきたいと思います。
おえぇ~、世界日報を読んでいると、すぐにキモチ悪くなるぅ~。もう挫折ぅ~!
だ・か・ら、こんなカルトが推進している教育基本法改正なんかイヤじゃ~!
* 参考
こういうご都合主義はちょっとイヤなのだ。
ジェンダーフリーとは