今日は土曜日である。
月曜から金曜までハードに働いた(?)ので、週末くらいはゴロゴロしたいのである。
しかし10時をすぎるとさすがに空腹に耐えられなくなってきたツレアイが目を覚ましてゴソゴソしはじめた。
「シメシメ。そのまま朝ごはんを作ってくれ。」
と思いつつ、また深い眠りに陥ったワタクシ。
しばらくしてツレアイがまだ「じゅーじゅー」ゆってるフライパンをもって部屋に入ってきた。(うちはワンルーム)
「オキテ、オキテ」を繰り返した。
それでも無視して眠り続けるワタクシ。
そしたらツレアイが、昔話を語りはじめた。
「ムカシムカシ、オジーサント、オバーサンガ、スンデイマシタ」
あぁぁ…。
ツレアイの寝つきが悪いときに、私がメンドくせーと思いながらテキトーに語った昔話を…。
と、思ったらなんだかアレンジ。
「オジーサン、マイニチ、イッショケンメイニ、ハタラキマス」(←現在形かい)
「オバーサン、イツモ、ネテバカリ」(←「~ばかり」という表現を覚えたので使いたいらしい)
「ダカラ、オジーサンガ、イエデモ、ハタラキマス」(←はぁ?)
「ゴハンモ、マイニチ、ツクリマス」(←はあぁぁ?)
がばっと起き上がったワタクシ。
「おばーさんは、まいにち、あさごはんつくって、かいしゃにもいきます」
「だから、どようびと、にちようびくらいは、ゆっくりねます!」
ん?
はっ、起きてしまった。
ちくしょー。