ワタクシ、
2006年度のセンター試験に挑戦してみました。
と、言っても『現代社会』の大問5「新旧憲法とその基本原理」だけですけどね。
だって時間がないんですもの。
いま職場ですし。
(仕事をナメとんのか?)
結果は5問中全問正解。14点満点。
ふっふっふ。やるじゃん私。
まー、こう見えても大学は法学部法律学科卒業だしー。
(六法を初めて買ったのは3年の後期だったとか、しかもそれが“コンパクト”六法だったとか、同じ学科の友だちから“他学科”聴講生だと思われていたとか、平日はフルタイムでバイトしてたとか、まわりから「なんでコイツが4年で卒業できるんだ?」とフシギがられたとかは、このさい無視。とにかく4年間でちゃんと卒業しましたのよ。ホホホ)
よかったー!
私って
“具体的なことはわからないが、とにかく支持するB層”(PDF)なんかじゃなかったんだ~!
などと、たかだか5問正解くらいで喜んでみる。
しかしなんですかー、今のセンター試験はぁー?
いま初めて知ったんですけど、『政治・経済』と『倫理』が別々の科目になっているではありませんか?たしか私が大学入試を受けた頃(1990年)は、『政経+倫理』じゃありませんでしたっけ?しかも、『現代社会』にも倫理分野が含まれていたような…。いや、私はセンター試験を受けなかった(私立大しか受けてない)からうろ覚えなんですけどね。
私が高3だったころは、社会科で『政経』を選択した時点ですでに受験できる大学の選択肢が国公立か私立かも含めて、かなぁ~り狭くなってしまったモンだったのですが…。
えぇ、私、高3の社会は『政治・経済』を選択したんですわ。
で、国公立に行くにはセンター試験を受けねばならず、その社会科の選択科目が『政治・経済』と『倫理』のコラボという、まるで射撃と水泳をいっしょにやっちゃうオリンピックの『近代五種』のようなフシギな組み合わせ。
私立大学にしたって、選択科目は『日本史』『世界史』『数学』とかだったりして、『政治・経済』で受験できるところは少なかったなと。たとえ行きたい学部が法学部や経済学部であっても、『政経』が受験科目にない大学はザラだったし。
じゃあ何か?中学レベルの基礎知識しかなくても大学できっちり基礎から教えてくれるんか?それとも何か?ツメコミ式の受験勉強でいらん知識があったら困るとでもゆうんか?などと不条理を感じたもんですわ。とにかく、社会科で『政治・経済』を選択することは受験に“不利”でしたねー。不利仲間に『地理』がありましたけど。
そんなわけで、高3で『政経』を選択する生徒は少なかったんですよ。私が通った高校は文系クラスが7クラスありましたが、そのうち『政経』を選択したのは27人でしたもん。今でも覚えてますわ。
でもねー、社会科の中でも『政治・経済』が一番、実生活に直結している科目だと思うんですよ。どっかの遠い国の○○王朝が△△年にどーたらこーたらを機械的に覚えるよりも、今現在、実際に起きている問題は□□な制度の下で××を背景としてあーたらこーたらという方が面白いと思うんだけどなー。『日本史』or『世界史』を選択しても20世紀以降はスルーされちゃうし。そーゆーことは実社会に出てから独学で学べということなんだろうか?
まぁ、受験制度も変わりつつあるようだけど、最近の高校では『政治・経済』を選択する生徒は増えているんだろうか?偏差値とは違うところで、B層が大量生産されてないことを祈りつつ…。
さっ、仕事にもどろうっと。
**** 追記 ****
数年前からセンター試験に導入された『韓国語』はやってみたのか?という質問が来そうですが、「やっていません。見てもいません。」
実生活で韓国語にかこまれているので、改めて韓国語の問題をやってみようなんて気にはなりません。