ふっふっふ。
中国に行きますぜ。北京でっせ。
…と、思っていたら、ハムニダ、忙しさにかまけて“外国人登録”をまだやっていませんでした!
就業ビザを取得したらそれで就業がOKになりますが、外国人登録をしておかないと、継続して滞在したり、外国に行ったりとかができなくなるのです。
アイヤ~!
来月の初旬までに外国人登録しなければビザが無効になるのですが、なんせ出入国管理局が開いている時間は会社に行かなきゃならないでしょ~。会社の中国人の同僚も同じ時期にビザを取得したから、時間があるときに課長さんに連れてってもらって、外国人登録いっしょにしましょ~と思っていたのですが、時間っていつあるのよ?状態で、いままで登録できずにいたのです。
で、ヤバっと思って昨日の午前中、あわてて出入国管理局に外国人登録をしに行ったのですが…。
最初に所定の書類に記入し、パスポートと一緒に窓口に提出したら、「1万ウォンの収入印紙が必要です」と言われた。
ちぇっ。そんなのどこにも書いてないじゃん、と憮然としながらも地下の売店で収入印紙を買い、また提出すると「会社の事業者登録証が必要です」と言われた。
あぁん?そんなのビザを取得した時に会社からいろんな書類と一緒に提出したハズじゃが、またいるんかい!?いっぺんに言えやゴラ!と納得いかないながらも会社に電話してファックスで送ってもらった。
もーこれでいーだろーと思って提出すると、やっと受け付けてもらえたが、「じゃ、来週の木曜日に外国人登録証とパスポートを受け取りに来てください」と言われた。
はぁ!?私が中国にいくのは来週の木曜日ですのよ!?もっと早く受け取れませんの!?
→「ダメです!」
学生ビザのときはそんなに時間がかかりませんでしたけど?それにビザは2日で出たのに、なんで外国人登録にそんなに時間が!?
→「そういう決まりですから!」
でも木曜日に出国しなきゃいけないんですよ!どうにかできないんですか!?
→「なんでもっと余裕を持って早めに来なかったんですか!!!」
ご…ごみんなさい…。
ううう…、出発は何時だったかしら…。
たしか日程表に12時とかあったような気が…。
飛行機が12時に出発だったら、朝イチで出入国管理局に行って、タクシーでブッ飛ばしてもらって(コワイよ~)ギリギリだろうか…。
*注)ソウル市内から仁川国際空港まで車で約1時間。場所や時間帯によっては1時間半くらいかかります。
最大のピ~ンチ!でも中国小姐に電話をかけ、出発時間を聞いたら仁川空港の集合時間が12時だった。セぇ~フ!
しかし、電話でいくら説明しても中国小姐は理解できないらしく、「は?出入国管理事務所?外国人登録?まだしてなかったんですか?なんで今頃???」の連発だった。そうだ、彼女は学生ビザで去年の夏、韓国に入国して外国人登録も簡単にすませてるハズだから、就業ビザの猥雑さを知らないんだった。それに彼女は入国以来、まだ一度も韓国外に出てないしね。
「まぁ、そういうことだから。詳しい事はまたメールする!」と電話を切って、一件落着。
の、ハズだった…。
出入国管理局のあるソウル市の西端から会社のある東端まで約1時間半。会社ちかくの定食屋のおばちゃんと「今日は大統領出勤ねー!」「うん、出世したの。」という挨拶を交わし、11時過ぎに出社。バリバリ(←ウソ)と仕事をこなしていた。
そしたら夕方4時くらいにうちの学科の大学院代表になっているジャイ子、もとい後輩G美から電話がかかってきた。
「先輩~!パスポートのコピーを旅行会社に提出しなきゃなんないんですよ~!至急ファックスで送ってください。」
はい?パスポートぉ?そんなん今日の午前中に出入国管理局に提出してしもうたんじゃが…。
「え?外国人登録?なんですか?それ?」
だよね~。韓国人のG美は外国人登録なんか必要ないからわかんないよね~。んで、かくかくしかじかと説明したら、
「はぁ?で、提出したパスポートを受け取るのはいつなんですか!?」
え…、えと…、20にち…はぁ出発の日だよねぇ…。
「はぁあ!?そんなんで間に合うんですか!当日ですよ!!!」
そんなにいうな~!根性でどうにか間に合わせるわい!
でもぉ、今まで日本に帰ったりするのに航空券を買ったときなんかは、パスポートのコピーなんかいらんかったけどぉ…。
「そりは個人で行ったからでしょぉ!今回は団体で申し込んだからいるんですよぉ!」
だってぇ、日本人は中国のビザいらんしぃ…。
「ビザじゃなくってぇ、とにかく旅行会社に提出しなきゃなんないんです!!!」
またまたピ~ンチ!
出入国管理局に電話し、事情を話したら、
「こちらからファックスを勝手に送るということはできませんので、ご本人が来てコピーをしてください」とのこと。
あのー…、そちらに伺う時間もないんですけど…。
「こういった事は、時間的余裕をもってしていただかないと!」
はい。すみましぇん…。でもぉ…。
「では代理の方にパスポートの預り証を持たせてください!」
と、怒りを込めて言われてしまった。
キレたいのはこっちだ。
再びジャイ子、もといG美に電話をかけ、誰か後輩たちの中で私の代わりに出入国管理局に行ってくれる人はおらんかいのと聞くと、
「そんな人いるわけないじゃないですか!○○教授は××だし、博士課程の△△先輩は□□だし、そっちのフォローで大変なんですよ…。」
と、“こまったちゃん”に振り回されている惨状を訴えてきた。
スマン、G美。その“こまったちゃんリスト”の中に私も入れといてくれ。
う~ん、2日連続で大統領出勤は感じワルいよな~。
もーこうなったら現役で学生やってるツレアイに頼むしかない。
さいわい、木曜の午前は授業がないらしい。
あぁ、たすかったぁ~。
やっぱり最後の最後で助けてくれるのはアワ様(←本人自称)だわ。
でもやっぱり
「なんでもっと時間的余裕を持って…%#@*$!!!」
とものごっつぅ叱られた。
お前だってイギリスいくの、ギリギリの日程だったじゃんか。
っち。